「たのもし」
日本では昔からお祝い事、悲しみ事、天災等が起きて大きな費用が必要になったとき、人々はお互いを助け合ってきました。結婚や出産、病気や災害等が起きたとき、お祝、お見舞い、御供等をしてきました。
今もこの習慣が引き継がれています。そしてその事が落ち着いてから”お陰様で”と感謝の心を品物でお返ししたのが内祝や粗供養です。
社会の美しい助け合いの慣わしです。「たのもし」という言葉は全国的に使われてきました。
「お返しの時期」
結婚内祝・・・結婚式が済めば早めにお返しをします
出産内祝・・・1ヶ月たったお宮参りの頃にお返しをします
快気内祝・・・全快かほぼ全快に近い状態の頃にお返しします
入進学等の内祝・・・早めにお返しします
「年忌供養」
一般家庭では一周忌、三回忌、七回忌、十三回忌、二十三回忌、二十七回忌、三十三回忌をつとめ、
五十回忌で終わられることが多いようです。たまには百回忌をつとめられることがあります。